村田、北京散々でも「俺が4番だ」 松中も候補だが…
2年連続セ本塁打王の横浜・村田修一内野手(27)が、“密かに”WBC日本代表の4番の座を狙っている。
既に日本代表・篠塚打撃コーチが「今の段階では村田、松中(ソフトバンク)」を4番候補に挙げているが、
村田は「いつも候補止まりで、実際にはないんですよ」と苦笑。
「僕には国際経験が足りない。それが数字に表れている」という通り、
前回のWBCには選ばれず、北京五輪では23打数2安打、打率.087と散々だった。
それだけに、村田は「北京では、1戦必勝の国際大会だからなんとかバットにボールを
当てなければ−という意識が強すぎて、ボールを追いかけ回す形になってシーズン中の打撃を見失った。
WBCに選んでもらったら、同じ失敗は繰り返さない。
見送り三振でいいくらいの気持ちで狙い球を絞っていきますよ」と力を込める。
「北京のリベンジ」はイチローや松坂の手前、“禁句”だが、汚名返上に懸ける思いは誰よりも強い。
4番を任されるなら願ってもない。
http://www.zakzak.co.jp/spo/200812/s2008120605_all.html