介護タクシー:無許可運転手に業務させた疑いで栗林容疑者(35)らを逮捕
介護タクシー業務の許可を受けていない運転手に自社名義を使って業務を
させたとして、三重県警交通指導課と鈴鹿署は7日、同県鈴鹿市南玉垣町、
介護サービス会社「エポック」社長、栗林晃子容疑者(35)を道路運送法違反
(介護タクシーの無許可営業など)の疑いで逮捕した。運転手の同県四日市
市京町、無職、山本良典容疑者(59)も同法違反の疑いで逮捕した。
調べでは、栗林容疑者は07年10月1日〜12月31日、介護タクシー事業
の許可を得ていない山本容疑者に、エポックが請け負った高齢者らの送迎業務
をさせた疑い。山本容疑者は同社名義で介護タクシーの運送業務をした疑い。
山本容疑者は「道路運送法違反とは思わなかった」などと主張、栗林容疑者
は容疑を認めているという。
エポックは今年9月、山本容疑者に運送業務をさせることで訪問介護費を不正
請求し、介護保険法に違反したとして、三重県から居宅サービス事業者
指定を取り消されていた。【福泉亮】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20081208k0000m040101000c.html