滋賀県長浜市は3日、女性職員にセクハラ行為をしたとして、
市セクシャルハラスメント対策委員だった辻川作男・総務部担当部長(57)を、停職5カ月の懲戒処分にした。
辻川部長はセクハラ行為を認め、同日付けで依願退職した。
市によると、辻川部長は市教委教育部長だった19年4月ごろから、
この女性職員に交際を迫る電話やメールを送るようになり、
週3回ほどの頻度で、問題が表面化した今年9月ごろまでメールを送り続けていた。
総務部長に異動した今年4月からは、誘い方が強引になっていたという。
辻川部長は19年4月から市のセクハラ対策委員も務めていた。
11月27日付で、総務部長から総務部担当部長に異動し、セクハラ対策委員から外れていた。
女性職員が9月、職場のセクハラ対策の担当者に相談したことから問題が発覚。
市の顧問弁護士が、10月から、辻川部長の聞き取り調査を行っていた。
川島信也市長と加藤誠一副市長にも管理責任があったとして、
市は2人を減給10分の1(1カ月)とする条例案を、開会中の12月市議会に提案する。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081203/crm0812031943025-n1.htm