ウィルコム「今あるインフラで通信速度を10倍にするすごい裏ワザ思いついたwww」

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ウィルコム、データ通信でドコモと提携 MVNOで7.2メガビットのサービスを来春開始

PHS専業のウィルコムはNTTドコモと組み、携帯電話回線を使う無線データ通信事業に参入する。既存の携帯会社から通信網
を借りる「MVNO(仮想移動体通信事業者)」と呼ぶ手法を活用。最大で毎秒7.2メガ(メガは100万)ビットの高速サービスを競合他社
より約2割安い料金で来春をメドに始める。携帯電話市場の頭打ち感が強まるなか、携帯各社は無線データ通信が次の成長市場に
なると期待している。ウィルコムとドコモの提携を機に同分野での合従連衡が加速しそうだ。

 自前の通信網を持つ携帯・PHS会社が競合他社の回線を借りて新事業に参入するのは初めて。設備投資負担を軽減できる
MVNOの手法を通じた大手通信会社同士の提携が来年から始まる次世代高速無線通信などでも広がる可能性が高い。

 ウィルコムがドコモと組んで始める新サービスは専用の通信カードをパソコンに差し込んだり、データ通信端末を使ったりして
いつでもどこでもインターネットなどを利用できるようにする。

 同社はこれまで自社のPHS回線で同様のサービスを提供してきたが、通信速度は最大で毎秒800キロビットにとどまり画像など
の送受信には限界があった。ドコモの第3世代携帯電話網の活用により通信速度は10倍近くに高まる。

 顧客はドコモの回線を使うが、実際の契約や毎月の料金の支払いはウィルコムとの間で行う。ウィルコムはドコモに回線使用料
を払うほか、ドコモとの間で端末の共同調達なども検討。割安なデータ通信専用端末を海外から調達するなどして料金は使い放題
で月4000円以下に抑える見通しだ。

 ドコモは主力の携帯電話事業の収入が頭打ちになるとの懸念も強まるなか、ウィルコムへの回線提供で新たな収益源を確保する。
ドコモも独自にデータ通信事業を手掛けるものの同市場は拡大基調にあり、すみ分けが可能と判断したようだ。

 ウィルコムのPHS加入者数は10月末で456万人。無線データ通信に強く、法人向けサービスでは携帯電話会社も含めた市場で
約4割のシェアを持つ。幅広い顧客基盤を生かすことで高速サービスでもKDDIなどのライバルに対し優位を保てると判断した。
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日経新聞朝刊より