日本高野連は27日、2009年度の特待生制度採用予定の第2次調査結果を発表し、
申告があった430校(うち4校は経済的理由が条件に付されているなどの理由で対象外)中、423校の適正を確認した。
昨年実施した実態調査では376校が申告した。
新規に採用するのは100校。保留校3校とこの日採用を申し出た1校があるが、
高野連では第1段階の募集時での調査はほぼ完了したとの認識を示した。
第1次公表で保留となっていた関東7県(茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、山梨)などの
103校のうち適正だったのは94校で、新たに実施するのは浦和学院(埼玉)、木更津総合(千葉)など19校。
作新学院(栃木)は全国で唯一、硬式、軟式とも特待生制度を採り入れる。
前回採用校として発表された神戸一(兵庫)は09年度は不採用と訂正された。
確認事項は採用予定人数、所属中学校校長の推薦書が必要条件として定められているかなど。
実態調査は今回の募集時のほか、入学時(09年5月末)入学1年後(10年5月末)の3段階。
特待生制度は09年度以降は「各学年5人以下が望ましい」などの条件付きで容認され、
3年間の試行期間を経て12年度の新入生募集時期までに最終措置を決める。
http://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20081128-434257.html