京都市が全職員の給与削減へ
京都市は、厳しい財政難に対応するため、全職員の給与をカットすることになりました。
厳しい財政難に直面している京都市は、全職員を対象に給与をカットする方針で、26日までに市職員労働組合連合会と
大筋で合意しました。
給与のカットは、一般の職員で2.5%、課長補佐、係長級で3.5%となる見通しで、来年7月からスタートします。
これについて、京都市の門川市長は、26日の記者会見で「異例の対策ではあるが、この厳しい状況の中、財源不足対策には
何としてでも取り組む必要がある」と述べ、理解を求めました。
また、市長の給与で20%、副市長で12%、課長級で5%などを来年4月からカットする方針で、こうした給与のカットで、
来年度およそ11億円の人件費の削減が見込まれるということです。
京都市では、全職員の給与カットについて、来年2月の定例市議会に条例の改正案を提出することにしています。
http://www.nhk.or.jp/kyoto/lnews/02.html