寺内タケシが文部科学省でコンサート
「エレキの神様」の異名をとる寺内タケシ(69)とブルージーンズが25日、東京・霞ヶ関の文部科学省・講堂で
コンサートを開いた。
エレキが不良をつくるとして禁止され、その誤解を解くために昭和49年から始めた「ハイスクールコンサート」
(現在1424校実施)の功績が称えられてこの秋の「緑綬褒章」を受章。今回のコンサートは、文部科学省から
ぜひコンサートを開いてほしいという強い要望があって実現したもの。
同講堂に同省関係者やインターネットで募集した一般の人たち、合わせて約450人が詰めかけ満席の中、「
運命」「津軽じょんがら節」「涙のギター」「夜空の星」、J―POPメドレーなど全20曲を熱演した。
初めて同省でのコンサートを開いた寺内は「昔は、エレキは不良のもとだと禁止され、停学や退学させられた
少年たちが数え切れないほどいましたが、その誤解を解くために『ハイスクールコンサート』を始め、当時の大
人たちが間違いを犯していたことを立証することができてうれしいです」と話していた。
翌26日には、来年1月17日に70歳を迎える寺内の生誕70周年を記念してニュー・アルバム「MR.LEGE
ND」をキングレコードから発売。
「70年の人生の中で影響を受けた数々の曲の中から13曲を選曲し、新たなアレンジで、ハイクオリティーな
音質で新録音した」という寺内の円熟したギターテクニックが聴きどころのファン待望の完全保存盤だ。
今月28日に東京・有楽町のよみうりホールでコンサートを開催。 12月25日に新宿コマ劇場で「ウェスタンカ
ーニバル クリスマス同窓会 50th」で平尾昌晃、ミッキー・カーチス、山下敬二郎らと競演する。
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