TBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ!」の内容が酷すぎて聴くに堪えない

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1 つるむらさき(栃木県)

“ラジオ世論” まさに風刺、庶民感覚

ラジオ番組が実施するアンケートは、統計学に裏付けされた世論調査の信頼性には及ばない。
それでも、社会への不満や不安、強者への反骨心、権威への疑念など、庶民の本音を
垣間見ることができる。飲み屋でのグチより普遍性があり、世論調査よりは感情優先で、
ネットほど先鋭化しない…そんな“ラジオ世論”を紹介する。

 権威、権力に手厳しいのは、TBSラジオ「荒川強啓デイ・キャッチ!」内の「うわさの調査隊」で
金曜日に実施されている「国民大審判!」も同じ。

 福田前首相の辞任を受けて九月二日に聞いた「麻生幹事長(当時)は(後任に)適任か」は、
「そう思わない」が実に71%。翌日は「小池さんなら?」と聞いたところ、今度は「思わない」が82%。
さらに翌日、「与謝野さん、石原さんなら?」と聞くと「二人ともダメ」が71%。しつこく四日目は、
「じゃあ、小沢さんなら?」。これは「適任」49%と「思わない」51%が拮抗(きっこう)した。

 野球をテーマにすることも多いが、その場合は大抵、巨人に辛目の結果が出ている。


 ラジオアンケートを「信頼性がない」と無視するのは簡単だが、たとえ願望交じり、
感情的な意見であっても、その中には正式な調査では見えにくい本音が隠れている。
両局の担当者とも、リスナーの行き場のない不安、ぶつけようのない怒り、厭世(えんせい)
ムードを感じ取っていた。それらをすくいとることがラジオの強みでもあり、生命線でもある


http://www.tokyo-np.co.jp/article/entertainment/news/CK2008110702000088.html