若者の献血離れ深刻 20年で半減 「関心ない」も半数
若者の献血離れに歯止めがかからない。10―20代の献血率は1割に満たず、20年前から半減。
厚生労働省の調査では献血未経験の若者の半数が「献血に関心がない」と答えた。
献血バスを使った高校での集団献血が減ったことも一因という。少子高齢化の中で将来の血液確保が困難になる懸念が高まっている。
厚労省によると、10―20代の献血率は1980年代まで15―20%で推移していた。その後、年々減少し、
近年は6―8%。高校生に限ると4%程度にとどまる。「
若いうちに献血を経験しない人は成人後も献血しない傾向がある」(同省担当者)といい、事態は深刻だ。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081114AT1G1302914112008.html