15日、横浜開港150周年を記念して制作した歴史ガイドマップ「横浜タイムトリップ・ガイド」(講談社)の
出版を記念して、象の鼻地区や山下公園などをまわる「まち歩き」イベントを開催する。
イベントでは万国橋〜海岸通〜象の鼻パーク〜日本大通り〜山下公園の建物や、公園、歴史的な場所をまわりながら、
同書の内容に沿って開港から現在にその場所で起こった出来事を解説。そのほか、横浜在住の作家で
横浜タイムとリップの筆者のひとり山崎洋子さんによる講座も実施する。
「横浜タイムトリップ・ガイド」は関内や、伊勢佐木町、中華街など中区を中心とした5地域の地図を
「開港〜大震災」「震災後〜終戦」「終戦〜現在」の3つの時代で重ね合わせ、建物、公園、
歴史的な場所で起こった開港から150年の歴史やドラマを解説したガイドブックで10月1日に発売された。
各地域に根づく食文化、文学のほか、花街の変遷などもコラムで紹介している。開港150周年の節目に、
これまでにない地図本をつくろうと作家、山崎さんら横浜にゆかりのあるメンバー7人で構成する同制作委員会が手がけた。
同イベントを企画した横浜のイベント企画制作会社「ハッスル」の小嶋寛社長は「横浜の開港からもうすぐ150年。
このまち歩きを通じてもう1度横浜をみつめてほしいです。新しい横浜が発見できるのでは」と話す。
http://www.hamakei.com/headline/3607/ 参考:横浜の古写真
http://zoomphoto.lb.nagasaki-u.ac.jp/jp/listup.php?sortKey=1