米ニューロ・フォーカス社と共同で提供する脳神経科学を応用したマーケティング支援事業の発表と、
デモンストレーションを行った。
ニューロ・フォーカス社は脳神経科学に基づいた独自技術により、脳波測定などを通してマーケティング
調査を行っている。両社は業務提携により、同技術を使ったマーケティング支援事業を展開する。
ニールセンが窓口となり、ニューロ・フォーカス社が脳波測定や解析を担当する。
被験者は脳の反応を検知するセンサーを埋め込んだヘッドギアを装着し、調査対象となる広告や
商品パッケージなどを視聴する。脳波のリアルタイム測定に加え、目の動きを追跡する「アイ・トラッキング」と
皮膚伝導反応測定を組み合わせ、「アテンション」、「エンゲージメント」、「リテンション」の3つの指標から分析する。
提供価格は案件により異なるが、テレビCM1本の測定を行った場合で1,000〜1,500万円程度からの
費用を予定しており、ニールセンでは従来から提供する調査サービスと合わせて同事業を提供していくという。
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