来年4月から知事イラストとの併用が禁止される県認証の「Eマーク」 県の認証基準をクリアした
千切り大根などの県地域特産品認証(Eマーク)商品に、東国原英夫知事に似せたイラスト(シール)を
併記して販売することを来年4月から禁止するよう、県が関連22業者に要請していたことが11日、わかった。
県によると、全業者とも了承済み。ただ、知事イラストかEマークかを選択させる今回の措置は、
県が企業の営利活動を事実上規制したともとられ、一部業者からは「併用がなぜだめなのか。
やり方も一方的だ」と不満の声も上がっている。(宮崎総局・郷達也)
知事イラストは自由使用が容認され、県は「使用責任には一切関与せず、県が認証しているものでもない」との
姿勢だ。今回の併用禁止について県営農支援課は「県認証のEマークと併用されると、消費者に対し
『県が知事イラストを認証している』という誤解を与える恐れがあり、業者には併用商品を扱わないよう
協力をお願いした。規制や命令ではない」と説明している。
知事イラストの使用業者は業種を問わず500社以上とも言われるが、それに比べ、「県認証」が明記された
Eマークは県内22業者の登録で、一般消費者の認知度は低い。こうした状況が、消費者の「誤解」を招く
背景にあるものとみられる。
県のEマーク事業は、県内で生産される農林水産加工品の品質向上と認証食品への信頼を高めようと
1998年度に開始。品質などの一定基準を達成すれば、販売品に認証マークを添付できる。
今回、県が併用禁止を要請したのは県内のEマーク認証の全業者で、「せんぎり大根」が20、
「たくあん漬(づけ)」が2の計22業者。 (続きはソースで)
=2008/11/12付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/59011 知事イラストの版権を管理している会社
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=1229&catid=105 依頼131