個人向けに無償提供されているウイルス対策ソフトウェア「AVG」で、Windows XPのシステムファイルが誤って
マルウェアと認識され、OSが起動できなくなってしまう問題が発生した。
AVGのサポートサイトによると、AVG 8.0のウイルス定義ファイルを更新した後、Windows XPを起動できなくなる
問題が一部で起きている。これは、XPのシステムファイル「user32.dll」をAVGが誤ってマルウェアと認識し、
隔離・削除してしまったことが原因だという。
AVGではこの問題が起きた場合の対処方法として、Windows XPのインストールCDを使ってCDからコンピュータを
起動し、user32.dllを復旧するやり方を紹介している。
また、インストールCDがないユーザーのために、CD-ROMまたはUSBフラッシュドライブをブートメディアとして
使って問題を修復できるユーティリティの提供を開始した。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0811/12/news032.html