紅葉の名所として知られる長岡市朝日の「もみじ園」が見ごろを迎え、家族連れらでにぎわっている。
8日には、園内の巴ケ丘山荘で茶席も開かれ、見物客らは真っ赤に染まったモミジなどを愛(め)でながら、ゆったりとお茶を楽しんだ。
同園は1896年ごろ、地主の別荘の庭園として造られた。約4000平方メートルの敷地には、
ヤマモミジやイロハカエデなど約240本のカエデ類が植えられ、樹齢150年から200年の大きなモミジも見どころとなっている。
雲間から日がのぞいた同日は、朝からカメラを手に見物客が次々と訪れた。設けられた茶席では、
静かな日本間で抹茶を味わいながら、紅葉を堪能していた。
友人と初めて訪れた三条市月岡2の会社員片貝米子さん(55)は「こんな古木で大きなモミジの木を見たのは初めて。
素晴らしい」とうれしそうに話していた。
11月下旬まで毎日、夜間のライトアップを行っている。入園無料。
新潟日報2008年11月9日
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=124792