それで結局、最高の「名探偵」は誰なんだよ?

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1 コールラビ(福島県)

名探偵ホームズに迫る
舞鶴でシンポ、ファンら魅力語り合う

英国の作家コナン・ドイルの推理小説に登場する名探偵シャーロック・ホームズの魅力を見詰める
シンポジウムが8日、京都府舞鶴市浜の市商工観光センターで開かれた。専門家や愛好者が
「ホームズは生きている」のテーマで語り合い、発表から120年経た現在も世界中で愛読される
人気の秘密をひもといた。

英・ポーツマス市との姉妹都市提携10周年を記念し、ホームズ&ドイル博を開催中の舞鶴市が企画した。

日本シャーロック・ホームズ・クラブ関西支部代表の平賀三郎さんが「不思議な事件を科学的に解決する
ホームズ作品で、ミステリー小説というジャンルが確立した。トリックが分かっていても何度も読んでしまう」と
魅力を語った。その後、愛好者ら4人のパネリストが、作品の舞台となった現地を訪ねる楽しみなどを紹介した。

シリーズが発表された1887年は大英帝国の最盛期。奈良大の中尾真理准教授(英文学)は
「当時は乗り合い馬車や鉄道網が整備され、ホームズも交通機関を駆使している。
そんなバブルの時代にあって、禁欲的なホームズの気風は面白い」と話した。

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008110900045&genre=K1&area=K60