京都・柳沢トップ下もOK…天皇杯
◆第88回天皇杯全日本選手権 ▽4回戦 京都3―0水戸(2日、西京極)
新しい一面を見せつけた。1点リードの後半からトップ下に入った元日本代表FW、京都の柳沢。
わずか1分だった。右サイドに流れてボールを受けると絶妙のクロス。それを起点にFW西野の2点目が生まれた。
同8分はスルーパスで決定機を演出するなどチャンスメーカーとしてフル回転した。
「J2とかは関係ない。大事な試合」誰よりも強い気持ちで臨んだ。「3点取れたことがよかった」と、
チームにとって3月30日のF東京戦(味スタ)以来の公式戦3ゴール、6試合ぶりの公式戦勝利を喜んだ。
だが、リーグ戦では苦しい戦いが続く。自動降格圏内の17位・磐田とわずか勝ち点差4の12位と低迷する。
「これからは負けられない戦いが続く」と闘志を燃やす背番号13。新境地を切り開いたストライカーがチームの危機を救う。
http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/soccer/jleague/news/20081103-OHO1T00176.htm