アメ公「ニッポンのハンバーガーよ、もう遊びは終わりだ」

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1 さくらんぼ(京都府)

ニッポンのハンバーガーよ、もう遊びは終わりだ――。
挑発的なメッセージとともに全米で人気のハンバーガーショップ「QUARTER  POUNDER
(クォーターパウンダー)」が日本に上陸した。1日には日本1号店が東京・表参道と渋谷にオープンし、
表参道店では午前11時の開店を待ちきれないファン約500人が列を作った。

QUARTER POUNDER広報担当の山本美和さんは「4分の1パウンド(113グラム)の
100%ビーフを両面からはさんで一気に焼き上げるので、従来のハンバーガーより肉厚で
ジューシーなハンバーグ。赤身と脂身の配分を考え抜き、チーズやフレッシュオニオンとの
バランスを考えて作った画期的なハンバーガーです」と自信作をアピールする。

基本メニューはハンバーグが1枚の「QUARTER POUNDER with cheese」と、
ハンバーグが2枚重なった「DOUBLE  QUARTER POUNDER with cheese」の2種類。
ドリンクとポテトがついたセットで、それぞれ500円と600円となる。

真っ黒な壁面に囲まれた空間に赤を効かせたデザインの店内は、いわゆるファストフード店に
ありがちな子どもっぽい雰囲気はない。店に入ると黒いユニフォームの店員がカウンターで迎える。
頭上の壁に2つのハンバーガーのメニュー名が英文字で表記されているだけと至ってシンプルだ。

「黒と赤をキーカラーに使ったのは、通常のハンバーガーショップとは違うんだという
登場感を出すため」と山本さん。冒頭のメッセージについては
「おいしいハンバーガーが登場しました、というインパクトを表現しました」と説明した。

約30分並んだ後、地下の客席でさっそく頬ばっていた30代の女性4人組は
「おいしいです。肉はジューシーで厚くて食べ応えがある」
「チーズもトロッとしていて玉ネギもシャキシャキしてる」「落ち着いた雰囲気で居心地がいい」
と評判は上々。「確かに肉は大きい」(31歳男性)とサプライズ感もあるようだ。
24時間営業で表参道店は50席。

2008年11月04日 17時41分 UPDATE
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0811/04/news100.html