佐賀市の嘉瀬川河川敷で開かれた「2008佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」は最終日の3日、
23万人が来場し、5日間の累計は昨年より15万6000人多い94万3000人が訪れた。
この日は荒天で午前の競技が中止となったが、午後にはアトラクション競技や夜間係留があり、
家族連れなどが3連休の最後を楽しんだ。
最終日のメーンとなったのは、高さ5.5メートルの柱につり下げられた鍵の模型をバルーンの操縦士が
素手でつかみ取る「キーグラブレース」。模型を目がけて熱気球が地面ぎりぎりまで降下する迫力に、
多くの見物客が目を見張っていた。初めてフェスタに訪れたという福岡市の大学生、立花彩華さん(20)は
「たくさんの気球を間近で見ることができて楽しい。競技のルールも勉強してまた来たい」と話していた。
5日間の競技成績も発表され、国内外の62選手で競ったパシフィック杯と、日本人38人で争った
日本選手権ともに藤田雄大選手(栃木県)が優勝。県勢では、パ杯で9位、日本選手権5位の
笹川和朗選手がトップ。このほか、パ杯は沼田実選手が12位、同選手権では千住勇夢選手が6位などと続いた。
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