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韓国の20大企業、世界的な経済不安は2010年には解消するとの見通し。ジャップを追い抜く日も近い
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韓国の有力企業20グループは、世界的な金融危機が来年下期に解消し、
世界景気の回復は2年後の2010年ごろになるとみていることが分かった。
本紙産業部は今月3、4の両日、主要20グループの戦略担当役員を対象にアンケート調査を実施した。
それによると、来年には投資と雇用を今年より減らす緊縮経営を計画している企業が多かった。
一方で、新たな成長源となる分野に対する設備投資や技術を持つ企業の買収には積極的な企業も相当数あった。
◆来年の輸出は一けた増
主要20グループは来年の経済動向について、
世界的な景気低迷で韓国経済を下支えする輸出が一けた台の伸びにとどまると予測した。
輸出伸び率は6 −10%との予測が14グループ(70%)で最も多く、
1−5%との予測も4グループ(20%)あり、全体の90%が輸出の伸びは一けた増にとどまると応答した。
例年レベルの11−20%に達すると予測したのは2グループ(10%)にとどまった。
来年の経済成長率については、3−4%との予測が65%(13グループ)を占め、残る35%(7グループ)は2−3%と見通した。
平均為替レートについては、1ドル=1100−1200ウォンという回答が全体の60%を占め最も多く、
1000−1100ウォン(30%)、 1200−1300ウォン(10%)という回答が続いた。
経営計画を立てる際に用いる為替レートについても1100−1200ウォンとの回答が多かった。
一方、輸出比率が高いサムスンは目標レートを1040ウォンに設定し、
LGはそれよりウォン高方向で設定することを検討しているという。
原油価格(ドバイ原油)については1バレル=70−100ドルを予測する回答が75%を占め圧倒的だった。
金利については今年より小幅低下するとの予測が多かった。
http://www.chosunonline.com/article/20081105000040