2日間にわたって飛行準備完了確認審査(Flight Readiness Review)が行われ、
NASAは10月30日、スペースシャトル・エンデバー(STS-126)の打ち上げを予定通り、11月14日に行うと発表した。
「打ち上げに向けて、我々は非常に良い状態にあり、軌道に戻るのを本当に楽しみにしているよ」
打ち上げに向けて、シャトル計画マネージャーのジョン・シャノン氏(John Shannon)はこのように述べた。
エンデバーの打ち上げはアメリカ東部標準時間11月14日19時55分(日本時間11月15日9時55分)に予定されており
今回のミッションでは多目的補給モジュール(MPLM)を搭載し
新しいトイレと運動装置の他、食料品、補給品、実験装置などを国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶ。
また、計4回の船外活動を実施し、異常を起こしている太陽電池パドル回転機構(SARJ)の修理なども行う予定となっている。
船長はクリストファー・ファーガソン宇宙飛行士(Christopher Ferguson)
パイロットはエリック・ボエ宇宙飛行士(Eric Boe)が務め
ステファン・ボーエン宇宙飛行士とドナルド・ペティ宇宙飛行士らがミッションミッション・スペシャリストとして搭乗する。
なお、国際宇宙ステーションの最初のモジュールであるザーリャが打ち上げられたのは1998年11月20日で
つまり、今回のミッション中に、国際宇宙ステーションは建設10周年を迎える。
■NASA Gives "Go" for Space Shuttle Launch on Nov. 14
http://www.nasa.gov/home/hqnews/2008/oct/HQ_08-279.html http://www.sorae.jp/newsimg08/1101endeavour.jpg http://www.cnn.co.jp/science/images/CNN200810310024.jpg