マレーシアでデング熱が猛威を振るう
猛威振るうデング熱、今年既に81人死亡
マレーシア厚生省は24日、今年に入ってから10月18日までにすでに同国で3万7000人がデング熱にかかり、
このうち81人が死亡したとの報告を発表した。
同省によると、10月12日から18日までの1週間で、新たに961人のデング熱感染が確認されたという。
同省は、デング熱感染者数の増加には、国民のデング熱予防に対する意識の低さが原因としてあると指摘している。
同省と地方の衛生機関が行った検査によると、カの発生地域の78.9%が、居住区や商業区域に位置していた。
このためマレーシア厚生省は7万枚近くのデング熱予防宣伝チラシを作成し、国民に対し毎週 10分間は検査を行い、
家の周りのカの発生地点を除去するよう呼びかけている。
デング熱はカを媒介にして感染するウィルス性の感染症で、発熱や頭痛、関節痛などの症状が発生する。
通常のデング熱とデング出血熱とがあり、後者は死にいたる危険性が高い。
http://news.livedoor.com/article/detail/3875189/