極右新聞サンケイ「国旗掲げてなぜ悪い なんか文句あんのか」
新聞報道によると、17日、中川財務・金融大臣が財務省内の記者会見場に国旗を置いたら、取材にきていた記者のなかにそのことをとりあげて
「一方的ではないか」「国民の中には違和感を持つ人もいる」と質問したり抗議したりした人物がいたという。まさか産経新聞の記者ではあるまいから、この場をかりてひとこと書く。
わたしだって、これまで各省庁の大臣室や長官室のようなところには何回か入ったことがあるが、そこにはちゃんと国旗が置かれていた。
日本国の責任者たちが国旗を背にして公務をおこなうことになんのふしぎがあろうか。
当然すぎるはなしである。外国だって事情はおなじ。
わたしが訪問した各国の高位高官の執務室、裁判所、そしてしばしば小学校の校長室にだってそれぞれの国の国旗がかかげられていた。
そのあたりまえのことを、日本国の大臣がおこなってなぜ問題になるのか。
よくぞこんなバカな質問をする記者がいるものだ、とわたしはなかば呆(あき)れ、なかば慄然(りつぜん)とした。
国家を象徴するのが国旗であり国歌である。法的にもそうきまっているし、常識からいってもそうだろう。
だいいち、記者諸君が享受している言論の自由その他もろもろの保証はあの日章旗のもとにおこなわれているのである。(以下略)
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/081027/trd0810270320001-n1.htm