http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008102301000453.html 麻生太郎首相は24、25両日に北京で開かれるアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席するため23日夜、政府専用機で羽田空港を出発した。
24日には中国の胡錦濤国家主席、温家宝首相、韓国の李明博大統領らと個別に初会談するなど本格的な首脳外交を展開。25日夜に帰国する。
ASEM首脳会議では金融危機対応や地球温暖化対策、北朝鮮問題が主要議題になる。
首相は1990年代に金融危機を乗り越えた日本の経験を生かして、危機克服に向けて主導権を発揮したい考えを表明する方針だ。
中韓首脳との一連の会談では、2国間関係の強化に取り組む考えを示すとともに、金融危機対応での連携を確認。
胡主席や温首相とは中国製ギョーザ中毒事件を踏まえ「食の安全」の確立に向けた対応についても協議する。
現地ではフランスのサルコジ大統領、ドイツのメルケル首相ともそれぞれ会談する。