ワインの産地として知られるチリ中央部のセントラル・バレーが、世界最大級の旅行情報サイト
「トリップアドバイザー」による「世界最高のワイン街道」リストで第8位に選ばれた。
チリ紙メルクリオが伝えた。
第2位に選ばれた米カリフォルニア州のナパ・バレーと同様、セントラル・バレーは多様性に富んだ
美しい風景と栽培されるブドウの種類が豊富なことで知られている。
チリ高級輸出ワイン協会(Chilevid)のレネ・メリーノ氏は、チリのワイン産地がようやく
高い評価を得たことを歓迎している。「今回の評価はチリのワイン製造業者が一丸となって
努力した結果です」とメリーノ氏は語る。
セントラル・バレーはアコンカグア、マウレ、カサブランカ、コルチャグア、マイポなど有名な
ワイン産地を含む広大な地域。観光客向けのホテルやレストランも数多くある。
「セントラル・バレーではどのブドウ園にも高級ホテルが併設されています。
“ビーニャ・カーサ・シルバ”や“カサ・ラポストール”など数え上げればきりがありません」とメリーノ氏は説明する。
毎月2400万人以上のユーザーがアクセスするとされる「トリップアドバイザー」。同サイトが
「世界最高のワイン街道」リストの第1位に選んだのはフランスのボルドー地方。
「ボルドー地方では、美味なテーブルワインから世界最高級のワインまで、
あらゆる種類のワインが生産されている」と評価している。(c)The Santiago Times/Marine Comte-Trotet
http://www.web-tab.jp/article/4719