広島銀、中間純利益91%減に下方修正 リーマン債権処理響く
広島銀行は17日、2008年9月中間期と2009年3月期の業績予想を下方修正した。
中間期の連結純利益は前年同期比91%減の10億円と、8月時点の予想より40億円下回った。
連結経常利益は21億円と、8月予想より71億円下振れした。
米リーマン・ブラザーズ向け債権30億円を全額損失処理したほか、債務担保証券(CDO)関連で38億円を減損処理した。
通期の連結経常利益は5月時点の予想を206億円下回り、前期比50%減となる189億円、
連結純利益は予想を126億円下回り前期比53%減の102億円を見込む。通期での減益は7年ぶり。
記者会見した大辻茂常務は、2010年3月期を最終年度とする中期経営計画について
「策定時の前提条件が変化しており、見直しの準備に取りかかったところだ」と述べた。
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20081017c6b1702x17.html 依頼6