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304 四日便秘(大阪府)
【緊急サミット】 麻生の指導力をアピールするチャンスだったのに、日本は主導権握るには至らず

金融危機に対応するための緊急首脳会議(サミット)が米国で、主要8カ国(G8)だけでなく、
インド、中国など新興国も含めて開催されることになったのは、
「G8の話だけでなく、G20も含めていろいろな国も考えないといけない」(麻生太郎首相)としてきた政府の考えに沿うものだ。
しかし、G8議長国として日本での開催も検討していただけに、主導権を握るには至らなかったといえる。

「まあ集まりやすいのはニューヨークだから。米国の東海岸でやるというのは集まりやすい」。
麻生首相は19日、こう語り、米国でのサミット開催を支持する考えを示した。

政府関係者によると、ブッシュ大統領から麻生首相に対して、サミット開催の打診があったのは日本時間の18日夜。
米政府は、自らの金融危機が発端となり世界経済に大きな影響が出ていることから自国の責任でサミットを開催したいと主張。
日本政府もこうした米国の意向をくみ、開催に同意したという。

サミットをめぐっては、麻生首相や中川昭一財務相兼金融担当相は一時、
比較的各国首脳が集まりやすい成田空港近くでの会合開催も検討した。

確かに、10日に開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は、
公的資金による金融機関への資本注入対策をまとめ、株価上昇など一定の成果を上げた。
だが、サミットに関しては「首脳が一堂に会すると、もう後がない。
目に見える成果が出ないと逆効果になる」(政府高官)との慎重論も出ていた。

結局、官邸サイドから外務省の担当部署に対して、サミット開催についての具体的な指示はないまま。
日本で開催し、世界経済に好影響が見られれば「首相の指導力が評価される」(自民党筋)との期待感も一部にあったが、チャンスは消えてしまったようだ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081019/plc0810192254006-n1.htm