米大統領選の最終討論会が15日、東部ニューヨーク州ヘンプステッドで行われ、
形勢の逆転を狙う共和党のジョン・マケイン上院議員(72)が、
民主党のバラク・オバマ上院議員(47)に財政、
税制などで論戦を挑んだ。最後の直接対決となった今回は、
ブッシュ政権との経済政策の違いを突かれたマケイン氏が「私はブッシュ大統領ではない」など
と防戦に終始。来月4日の投票日まで20日足らずの終盤戦でオバマ氏のリードを覆すことは難しくなってきた。
中略
CBSテレビによる討論会後の調査では、中傷を避けて政策論に徹したオバマ氏の対応が好感を集め、
53%が同氏を勝者と認定。マケイン氏への支持は22%にとどまった。また、CNNテレビでは、
オバマ氏58%、マケイン氏31%で、いずれもオバマ氏に圧倒的な支持が集まった。
大統領当選者を決める各州の選挙人(定数538)を、州別の世論調査をもとに両候補に割り振ってみると、
政治情報サイト「リアルクリア・ポリティックス」のシミュレーションでは、オバマ氏が286人、マ
ケイン氏が158人の選挙人を獲得し、残る94人の争いとなっている。CNNテレビでも、
オバマ氏は277人を獲得するなど、当落ラインの270人を確保する状況となっている。
ttp://sankei.jp.msn.com/world/america/081016/amr0810161721013-n1.htm 依頼326