北朝鮮、韓国とのあらゆる関係を断絶する可能性=韓国聯合ニュース
[ソウル 16日 ロイター] 韓国聯合ニュースは16日、北朝鮮メディアの情報を引用し、
同国が韓国とのあらゆる関係を断絶する可能性があると報じた。
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK826119620081015 反北朝鮮姿勢続けば南北関係で重大決断検討、労働新聞
【ソウル16日聯合】北朝鮮は16日、李明博(イ・ミョンバク)政権が今後、反北朝鮮の対決
政策を持続すれば、やむを得ず南北関係の全面遮断を含む重大決断を下さざるを得なくなると
主張した。朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は論評員の文章を通じ、「万一、売国逆賊のやからが
度重なる警告にもかかわらずわれわれの尊厳を棄損し、無分別な反共和国対決の道に進み続ければ」
とした上で述べたもの。朝鮮中央放送と平壌放送が伝えた。
こうした報道を受け、南北当局間の対話が途絶え金剛山観光事業も滞った状態で、開城工業団地
事業まで中断しようという考えではないかとの見方も生まれている。また、労働新聞がこうした
論評員の文章を掲載したのは李明博政権に対する北朝鮮の攻勢が本格化した4月1日以来で、北
朝鮮の今後の動きが注目される。
論評員は、「南北共同宣言と南北首脳宣言を踏みにじり、南朝鮮を過去の独裁時期に戻し、対決
と戦争を追求する極右分子らがかいらい政権に収まっている以上、北南関係の正常化はないという
ことはあまりに自明だ」と主張している。ただ、歴史的な共同宣言と首脳宣言により南北関係を
発展させ自主統一と繁栄の時代を開いていくことが、北朝鮮の一貫した立場だと強調した。
http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2008/10/16/0300000000AJP20081016000200882.HTML