最近のニュー速民は牙を失った、魅力がない

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 アスリート(千葉県)

牙折れたか朝青龍、放駒審判長「勝負する顔ではない」

 大相撲秋場所9日目(22日・両国国技館)──腕を組んで中空を見つめていた。負け残りの土俵下で、朝青龍は力なく首を左右に振った。

 力が衰えた現実を半ば受け入れつつ、素直にそれを認めたくないジレンマ。ぼう然自失の仏頂面に、苦悩がにじんだ。

 12連勝していた弟分の安馬にも負けた。しかも、一方的な内容だ。相手の変化に対応できず、
簡単に後ろに回り込まれて送り出された。どんなに不利な体勢でも、最後まで勝負をあきらめな
かった以前の姿とは、全くの別人だった。支度部屋でも、「向こうは手をついていたか?」「待った
だと思った」。言い訳がましい言葉をつぶやいた。

 覇気のなさは、土俵上の所作にも現れている。いつもなら時間一杯で最後の塩に分かれた時、
利き手の左手で強くまわしをたたいて気合を入れ、闘志をかき立てる。しかし、この日は、そのお
決まりのしぐさもなし。朝青龍は「(左ひじが)痛くてたたけないんだ。気持ちは、あるんだけどな」。

 終盤戦前の4敗は、10日目から休場した2003年名古屋場所以来。放駒審判長(元大関魁傑)は
「勝負する時の顔になっていない。初めて見るような表情だ」と横綱の異変を感じ取った。負けん気の
強さで、頂点に登り詰めた横綱が最大の武器を失いつつある。牙の折れたような状態が続けば、再起
の道も険しい。(向井太)

http://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/news/20080922-OYT1T00552.htm


もっと本気で向かってこなきゃダメだよ!