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ベビーカー部隊(山口県):
名無しさん@九周年:2008/10/12(日) 01:43:32 ID:gb8EZkka0
平成11年7月30日(金)サンケイ新聞東京本社版25面
78回目の献血で後遺症
大阪の主婦が右ひじ筋肉痛 日赤相手取り提訴
献血50回を達成し、日本赤十字社から最高の栄誉の「金色有効賞」を受けた大阪市平野区の主婦(49)が29日、
「通産78回目の献血の際、注射針の挿入ミスで右腕に激痛が走り、重い物を持てなくなる後遺症が出た」として、
赤十字社を相手に慰謝料など総額約1260万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。
訴状によると、主婦は平成9年11月21日に大阪府赤十字血液センターの献血バスで献血に応じた。
若手看護婦が注射針を主婦の右ひじの内側に刺した後、 「血管が逃げた」と針を2回動かしたため、主婦が激痛に悲鳴を上げると、
さらに年配の看護婦が若手看護婦をしかりながら針を深く刺し、今度は右ひじの外側がしびれるほどの激痛が走った。
主婦は年配の看護婦に「痛いから針を抜いて」と懇願したが聞き入れられず、血液200CCを抜き取られたという。
主婦は同年12月に地元の病院で「右ひじ部筋肉痛」と診断され、献血以前の約半分の重量の物しか持てなくなったという。
また、示談交渉の際、血液センター従業員からは「わしの会社は名前と同じ赤字やから」
と損害賠償の請求をあきらめるよう圧力をかけられたという。
主婦側は従業員の言動について「血液事業に強力してきた恩をあだで返すものであり、日赤の人道主義とは完全に矛盾する」としている。
日本赤十字社事業局血液事業部の話
「献血に強力された方の善意の気持ちに報いるために一刻も早く回復されるよう治療に専念いただき、誠実に対応させていただいていると大阪の血液センターから聞いております」