日本円が憎い。韓国のチェ某社長は夜も眠れない。借りた2億4000円の返済日が2ヶ月後なのだ。

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 z

災いとなって戻ってきた「円の誘惑」
仁川南東公団で陳列台メーカーを経営しているチェ某社長は、このごろ夜も眠れない。
銀行で昨年12月初め、1年満期で借りた2億4000円の返済日まであと2カ月となったからだ。
当時、円建て融資の金利がウォンでの融資金利より2ポイント低く、年間3%台だったので、
得をしたと喜んでいた。しかし今は事情が完全に変わってしまった。
融資を受ける際、100円あたり840ウォンだった為替レートが1300ウォン台になったからだ。

チェ社長は「当時借りた金額をウォンに換算すれば20億ウォンだが、今の為替レートなら
返済額が33億ウォンを超える。景気も悪いのに、こんな損害まで生じたら会社を
閉めてしまいたい心情だ」と話した。

問題は当時、個人たちの借りた金は大部分「3年据え置き、5年分割返済」条件なので、
今年から返さなければならない金額が多くなるというのだ。
ソウル江南で融資仲介業者は「主に外国系保険会社で円融資をあっせんして保険商品を
売ったものが多かった」とし「円融資で不動産投資をした人々は住宅価格も下がって
二重苦を経験している」と話している。

企業は1年後に返す条件で借りた後、返済を延ばしているが、最近、ウォンが下がって
悩みも膨らむ一方だ。返済を延期してもウォン安が続いて損害がますます増えているからだ。
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=105766&servcode=300§code=300