ノーベル賞下村氏「日本の女の子は頑張っている、男の子はちょっとよくない」

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1 三十代(京都府)

【ウッズホール(米マサチューセッツ州)小倉孝保】下村脩氏は8日午前(日本時間9日未明)、
米マサチューセッツ州のウッズホール海洋生物学研究所で記者会見し「ただ驚いている。(米
東部時間の)午前5時に電話で連絡があったが、その時はまだ寝ていた。医学生理学賞をも
らえるかもとは聞いていたが、化学賞は全く想像していなかった」と喜びを語った。

下村氏は「自分は(旧長崎医大という)小さな地方の大学の出身だが、それでもノーベル賞を
取ることはできる」と語った。さらに自身の経歴に触れ、「学生時代は、戦争で十分勉強ができ
なかった。学校は原爆で壊滅して諫早にあった飛行機関連施設を改造して研究所にしていた。
設備は本当にひどいものだった」と振り返った。

「若い人の傾向として、困難に突き当たると安易な方向に向かいがちだが、自分が興味を持っ
た課題を見つけたら、それをやりとげることが大切。難しいからやめるのはよくない」とアドバイ
ス。「日本の女の子は頑張っている子が多いが、男の子はちょっとよくないところがある」とも語
った。


毎日新聞 - ノーベル化学賞:下村氏「小さな地方大学出身でも取れる」
http://mainichi.jp/select/science/news/20081009k0000m040149000c.html