勤務中に上司に暴力を振るったなどとして、今年8月1日から停職2カ月の懲戒処分を受けた奈良市環境清美部収集課の男性主任(50)が、処分期間中の先月30日から今月2日まで、大分県で開かれた国体のボウリング競技に選手として出場していたことが6日、分かった。
市は主任から申請を受けて、処分開けの今月1日から3日まで職務免除するなど、国体競技の参加を認めていた。市人事課は「停職中であっても、行動を制限する法令はない」と問題はなかったとの認識を示す一方、「市民感情からみて配慮が足りなかった」としている。
主任は今年6月12日午前7時半ごろ、課で収集作業を行う班替えが4年間行われないことなどに腹を立て、上司をけったり、同僚を転倒させ手を骨折させるなど4人にけがを負わせたとして、8月から先月末まで停職処分とされた…
http://www.nara-np.co.jp/n_soc/081007/soc081007c.shtml