ニンテンドーDSi:年末の目玉に 初日出荷は30万台を予測 新型PSPにも影響
11月1日に発売されるニンテンドーDSi 2日の発表会で明らかになった任天堂の新型携帯ゲーム機「ニンテンドーDSi」。
11月1日の発売日には各地で行列が予想され、完売が相次いだ「ニンテンドーDSライト」ブーム(06年3月)が思い起こされる。
果たして「DSi」も品薄騒動が巻き起こるのか? そして10月16日に発売が予定されているソニー・コンピュータエンタテインメントの
ライバル機「PSP-3000」との対決の行方は? メーカーや流通業界などに反応を聞いた。【立山夏行、河村成浩】
「ニンテンドーDSi」は、「DSライト」に続く「DS」シリーズ第3のゲーム機。本体を約12%薄型化し、液晶画面の大きさも
3.0インチから3.25インチに広げた。また、表面と内側にそれぞれ30万画素のカメラを内蔵。ゲームボーイアドバンススロットを排し、
代わりにSDカードスロットに対応した。音楽プレーヤーとしての機能も持たせ、今後DSi専用のゲームソフトの発売も予定されている。
ゲーム販売店など流通各社は、「売れるのは間違いない」と口をそろえる。TSUTAYAゲームリサイクル企画グループの松尾武人さんは
「これまではダウンロードサービスはWiiのみでの展開だったが、DSi専用のダウンロードサービスが実施されるのは大きな戦略転換。
ネット接続によってツールとしてのDSにさまざまな可能性が広がった」と見る。東京・秋葉原のゲーム販売店、
メッセサンオーの稲越一之さんも「発表当日から予約の問い合わせが来ている。年末商戦の目玉になったのは明らか」と話す。
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