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10 ワキガ(dion軍)
欧米のバブルに頼ってた中南米経済終了

「ハリケーン100個分」 貸し渋り ラテンアメリカを直撃

過去30年で最速を誇ってきたラテンアメリカ(中南米)の経済成長が、世界規模の貸し渋りの影響を受けて鈍化する見込みだ。コロンビアのサントス副大統領は
インタビューで「深刻な経済危機に直面している」とし、「市場の資金調達が悪化しており、投資の呼び込みが一段と難しくなってきている」と話した。
バークレイズ・キャピタルのエコノミストによると、ラテンアメリカ地域の2009年の予想経済成長率は08年の4.6%を下回る3.3%未満である。
このままでは、債務にあえいだ1980年代以降最低の水準になっていた貧困率を一層引き下げるのは困難であろう。
今回の経済危機で、ラテンアメリカ諸国が10年間取り組んできた債務削減と市場自由化の政策が試される。
メキシコは米金融危機を受けて空港民営化の延期を発表。
コスタリカのアリアス大統領は、投資冷え込みの影響で経済成長率が半分の水準になると警告した。また同地域最大の経済国であるブラジルに関して、
ポルトガルのエスピリト・サント銀行のブラジル担当責任者は、同国の10年以上に渡る急速な経済成長を支えてきた
海外からの融資がなくなりつつあることを指摘している。
米国の出稼ぎ労働者からの送金も落ち込みそうだ。メキシコ中央銀行は1日付のリポートで、海外からの送金が8月は12.2 %減少したと発表。
07年には出稼ぎ労働者からの送金が同国のGDP(国内総生産)の3%を占めていた。
「米国と強いつながりがあるメキシコが打撃を受けるのは明白でしょう」と経済政策研究センターのマーク・ワイズブロット氏は指摘する。
経済危機はラテンアメリカのさまざまな企業にも影響を及ぼす。世界第4位の航空機メーカー、エンブラエル社は、
貸し渋りにより買い手によっては航空機のための資金調達が難しくなっていると話した。
ブラジル最大のレンタカー会社のロカリザも、市場の悪化を理由に3億レアル(約165億円)の社債発行を見送っている。
http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200810040013a.nwc