人妻母乳サークル

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母乳育児サークル京都:25周年記念講演会 母子同室での授乳大切 /京都

 母乳育児サークル京都(伏見区)の発足25周年記念講演会「母乳育児にやさしい社会をめざして」が28日、
下京区のひと・まち交流館京都であった。ユニセフ(国連児童基金)が認定した「赤ちゃんにやさしい病院」
の産科医や助産師が、母乳育児に必要な医療側からの支援や具体的な取り組みを紹介。医療関係者や乳児の
母親ら約50人が聴き入った。

 「赤ちゃんにやさしい病院」は、出産後30分以内に母乳を飲ませられるよう援助する▽医学的に不要なら
人工乳などを与えない▽母子同室にする−−など、ユニセフなどが採択した「母乳育児成功のための10カ条」
を基準に評価。府内では舞鶴共済病院(舞鶴市)のみが06年に認定された。

 この日は年間約2500件の出産を扱う日赤医療センター(東京)産科部長の杉本充弘さん(60)が
基調講演。母乳育児のため産科医療に必要な支援方法などを話した。産後1カ月時点で母乳育児をする人の割合は
減少傾向とのデータを示し、「途中でやめてしまう人が多い。医療支援が不十分なことが原因とみられる」
と指摘した。

 また、母乳育児は母子の心身の健康によく、親子の愛着や人間に対する子供の信頼感の基礎になると強調。
新生児を状態観察などを目的に別室に移す医療機関もあるが、母子同室での授乳が大切だと説いた。【朝日弘行】

http://mainichi.jp/area/kyoto/news/20080929ddlk26100350000c.html