<山形・新庄>「100円商店街」に市職員がTVで問題発言
山形県新庄市の商工観光課の男性職員(33)が、市内で開かれている「100円商店街」を取り上げたテレビ番組で、開催の意図について「高齢者の年金をむしり取るため」などと発言していたことが分かった。
職員は、毎日新聞の取材に発言を認めている。
番組は県内では放送されていないが、東京都在住の市出身者が「公務員の発言とは思えない。明確な処分を求める」と市に抗議、市は事実を確認した上で処分を検討する。
番組は、22日午後10時から約90分、テレビ東京系列で全国放送された経済情報番組「カンブリア宮殿」。
その中のコーナーの一つ「ウワサの100円商店街 売れる理由」で問題の発言があった。
職員はまちづくりなどに取り組むNPO代表も務めており、NPOがJR新庄駅前商店街で2カ月に1度開く「100円商店街」を成功させた仕掛け人として登場。
「なぜ2カ月に1度なのか」というリポーターの質問に、職員は「高齢者は2カ月に1度年金が出る。年金をむしり取るため」と発言した。収録は8月15日だった。
職員は「はっきり覚えていないが、自分の発言で不快な思いをさせ、心からおわびしたい」と陳謝、黒坂光悦市商工観光課長は「発言内容が確認され次第、処分も含め検討する」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080925-00000016-mai-soci