土井たか子さん、「反核」と書かれた湯飲みで茶をすすりながら「憲法9条を失わない」
特集ワイド:「見ておれん」元党首が語る/下 前社民党党首・土井たか子さん
何で辞められたのかが分かりません。何で投げ出されたのかが分かりません。福田康夫さんですよ。
このごろになって分かりました。自民党にとって有利だから首相を辞めたということが。
だって、そうでしょう。投げ出し政権を2代も続けた責任をとらないまま、自民党はお祭りのように総裁
選挙をやっている。よく、福田さんは会見で「国民の目線で」と言っていました。でも、首相の辞任は党利
党略だったということです。
そもそも、国民の目線に応えていません。格差をこれだけ広げて、年金、医療、介護、雇用、教育など、
基本的な生活条件が崩壊していっています。みんな将来に対して安心できない。こういう状況で、自民、
公明の与党が国民の信頼を失うのは当然だと思います。
(中略)
東京都港区の雑居ビルに入る事務所で、おたかさんは、「反核」と書かれた湯飲みで茶をすすった。
各地から招かれて講演する「憲法行脚」の活動は、多い時には週3回。「現役のときには、県都や大都市
を走った。でも今は、シャッターを閉めた商店街を回っている。こういうところにもっと早く来るべきだったと
切実に感じます」。高校生から招待されたことも。「どうして私を、と聞いたら『元気そうだから』って。うれし
いわよ」。翌朝の電話にも「取材を受けたら元気になった」と語るおたかさん。「憲法9条を失わない。これ
を果たせるまで走ります」【坂巻士朗】
(長いので全文はソースで)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080918dde012010014000c.html