■冷戦再来を防ぐ関係国の思惑
すわ、「新冷戦」のはじまりか? ロシア軍のグルジアへの軍事侵攻をみて、気の早い人々は騒いでいる。
だが、現在の状況が旧冷戦と異なっている点が少なくとも一つある。
それは、米国、ロシアの力がそれぞれ低下しているために、米露を頭とする
二大陣営に属すると思われるメンバー諸国が足並みの乱れを暴露していることである。
ロシアは、グルジアが2003年の「バラ革命」以来、ロシア離れ、
西側接近の傾向を加速していることを苦々しく思い、それを罰するチャンスを待ち受けていた。
そのようなロシアの挑発に乗るかのように、グルジアのサーカシビリ大統領は8月7日、
米国に事前に相談することなく、南オセチアにたいする無謀な武力攻撃を開始した。
ブッシュ米政権がグルジアの「民主化」に異常なまでに肩入れし、
北大西洋条約機構(NATO)加盟を実現させようとしている好意をぶち壊す行為であった。
グルジア、ロシア間の軍事衝突にたいして、その他の国々は一体どのような反応を示しているのか。
自国が置かれた状況や思惑に従い、てんでんばらばらの行動をとっている。
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080915/erp0809150257000-n1.htm ◇◆◇◆ スレ立て依頼所 ◆◇◆◇
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