トルコ・ギュル大統領は6日、国家元首として初めて、外交関係のないアルメニアを訪問した。
両国はアルメニア人虐殺問題などで対立していて、今回の訪問は関係改善に向けた第一歩として注目されている。
ギュル大統領は6日、アルメニア・サルキシャン大統領に招かれ、
首都・エレバンで行われた両国のチームによるサッカーの2010年ワールドカップの予選の試合を観戦した。
試合は2−0でトルコが勝ったが、
ギュル大統領は「今回の試合が両国の関係改善の助けとなり、地域の平和と安全を導くように」と強い期待感を示した。
アルメニアは第1次世界大戦中に、約150万人のアルメニア人がオスマン・トルコ帝国によって虐殺されたと主張している。
トルコは、アルメニア人の反乱を鎮圧するための戦闘で、アルメニア、トルコ側双方に、それぞれ数十万人の死者を出したとの立場を取っており、
主張は大きく異なっている。
今回のトルコ大統領の初の訪問が歴史的な和解への一歩となるのか、今後の両国の動向に注目されている。
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