女子ハンドに韓国人監督、韓国流のしぶとさを追求する
ハンドボールの女子日本代表監督に、韓国出身で日本リーグのオムロン監督を務める黄慶泳氏(39)の就任が確実に
なったことが9日、分かった。日本協会幹部によると、韓国出身の監督が指揮を執るのは初めて。
女子日本は2005年に初の外国人監督としてオランダ人のベルト・バウワー監督が就任し、中東の笛をめぐる騒動で
揺れた北京五輪予選で1976年モントリオール五輪以来の出場を目指したが、3月で退任した。
日本協会は次回の12年ロンドン五輪を見据え、韓国流のしぶとさや攻守の俊敏さを追求し、北京五輪でも銅メダルを
獲得したアジアの強豪国から指導を仰ぐ異例の決断となった。
韓国体育大出身の黄慶泳氏は韓国男子代表コーチを務めた経歴を持ち、98年に来日。昨季はオムロンを3連覇に導いた。
http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008090901000935.html