ペイリン氏が好感度トップ マケイン・オバマ両氏上回る
2008年9月6日18時46分
【セントポール(米ミネソタ州)=小村田義之】米共和党全国大会で副大統領候補に指名された
ペイリン・アラスカ州知事の好感度が共和マケイン、民主オバマ両上院議員をわずかに上回り、
両党の正副大統領候補で「一番人気」となったことが、米ラスムセン社が5日発表した全米世論調査で明らかになった。
ペイリン氏の好感度は58%。マケイン、オバマ両氏はともに57%で、ペイリン氏がトップだ。
民主の副大統領候補バイデン上院議員は48%。
共和党支持者の89%がペイリン氏に好感を抱いた。また、有権者の約半数がマケイン氏の副大統領候補の
選択を評価しており、共和党支持者のマケイン氏への評価はペイリン氏の起用後12ポイント上昇した。
この間、ペイリン氏の未婚の長女(17)の妊娠騒動なども報じられたが、「メディアがペイリン氏を中傷している」と
受け止める人が半数を超え、かえって好感度上昇につながった可能性があると同社は見ている。
一方、米調査会社ニールセン・メディア・リサーチによると、マケイン氏の4日の指名受諾演説を全米で
史上最多の約3890万人が視聴し、オバマ氏の受諾演説の約3840万人を上回った。
ペイリン氏の同演説も約3720万人が視聴したという。
http://www.asahi.com/international/update/0906/TKY200809060186.html