◎両県で大型キャンペーン 小松―静岡便 経済界巻き込み、産業・観光売り込む
石川県は来年夏の小松―静岡定期便の就航に向け、静岡県と連携した大型キャンペーンを展開する。経済界も巻き込んで
双方が地元の産業や観光を売り込み、地域間交流の促進、利用の安定につなげる。経済交流セミナーも開催し、ビジネスチャ
ンスの拡大も図る考えだ。県は九月補正予算案に二百万円を計上した。
小松―静岡便は来年三月に開港する静岡空港を拠点とするリージョナル(地域)航空会社が一日二便体制で開設する予定。
県などでつくる小松空港協議会は、富士山静岡空港就航促進協議会とタイアップし、相互のPR活動を展開する。
就航PRキャンペーンでは、小松空港協議会が静岡県内でイベントやパネル展、パンフレット配布などを行う。百万円を予算化
した。石川県内でも静岡側に開港や静岡の観光、産業を紹介してもらう。
両県の経済界が開催する交流会や講演会、相互の産業紹介などの経済交流セミナーに対しても支援する。相互に地元のマ
スコミを利用した就航のPRも実施していく方針である。
http://www.hokkoku.co.jp/_today/E20080905002.htm