韓流ブームで韓国に対する関心が高まり小日本などからの留学生の割合が増える

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1 ママ(東京都)

 教育科学技術部は3日、韓国教育開発院に依頼し4月1日を基準に作成した2008年教育基本
統計調査の結果を発表した。それによると、高校卒業者の大学進学率は83.8%で、前年(82.8%)に
比べ1ポイント上がり、過去最高記録を更新した。高校卒業者の10人に8人以上は大学に進んでいる
ことになり、米国など海外主要国の大学進学率が50%前後にとどまっていることと比較すると、世界でも
トップ水準ということが分かる。

 大学進学率は1970年には26.9%にすぎなかったのが、高等教育機関数の増加、大学進学熱の
高まりなどで1990年には33.2%まで上がり、2000年は68.8%、2005年は82.1%と急上昇
してきた。しかし、大学の教育水準や競争力は依然として世界水準に及ばず、高学歴失業者の割合も
高いなど、「学力インフレ」の深刻さが指摘される。また海外留学の増加で、普通科高校の生徒の
海外進学率は2006年が0.19%、昨年は0.25%、ことしは0.31%と、上昇を続けていることが分かった。

 一方、国内大学(一般大学、産業大学、専門大学など)に在学する外国人学生数は4万585人で、
全大学の在籍者総数(356万2844人)の1.14%を占めた。外国人学生の割合は、2000年が
0.12%、2002年が0.16%、2004年が0.31%、2006年が0.64%、昨年が0.90%と年々
高まり、ことし初めて1%を超えた。各大学が国際化をモットーに積極的に外国人学生を誘致して
きたこと、韓流ブームで韓国に対する関心が高まったことが影響したと分析される。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2008/09/03/0200000000AJP20080903002400882.HTML