国連が指定する世界で2番目の世界種子貯蔵庫(Global Seed Vault: GSV)が
韓国に設置されます。
農村振興庁は、 京畿道水原市にある農業遺伝資源センターを世界各国の
主な遺伝資源を保存する「国際種子安全保存所」という名前の世界種子貯蔵庫に
指定する了解覚書を国連食糧農業機関(FAO)と締結したことを明らかにしました。
国連食糧農業機関は、今年6月から種子の保存と食糧難の解消に向け、北極圏の
ノルウェー領スヴァルバード島に世界各国の主な種子を永久保存する世界種子
貯蔵庫を設置し、運営しています。
新しく世界種子貯蔵庫に指定された農業遺伝資源センターは、天災などでノルウェーの
世界種子貯蔵庫に問題が発生したとき、それに代わる施設として国連からの初の
認証を受けました。
これによって、韓国は世界で2番目に国際種子貯蔵庫を保有する国になりました。
農業振興庁は、今後種子の保存を委託する国と協定を結び、委託された種子を
新しい品種の開発に利用するなど、世界種子貯蔵庫を世界の遺伝資源研究の
拠点として発展させていく計画です。
http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_detail.htm?No=31895