テコンドー韓国代表が独島訪問 「独島は韓国領土なのに小日本が自分の領土と主張するたび悔しい思い」

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1 アスリート(東京都)

 2008年北京五輪で金メダルを獲得した孫泰珍(ソン・テジン)=サムスンS1=、
イム・スジョン=慶熙大=、車東旻(チャ・ドンミン)=韓国体育科学大=の姿も
あった。北京五輪韓国選手団のスーツを着た3人は、雨が降り続ける中で行われた
「テコンドー独島(日本名:竹島)を愛するキャンペーン」の出発式に参加し、2泊3日の
日程で独島に向け出発した。北京五輪女子67キロ級準々決勝でひざの靭帯(じんたい)
を痛めたファン・ギョンソン=韓国体育科学大=は治療のため参加できなかった。

 「テコンドー独島を愛するキャンペーン」は、テコンドー協会が2泊3日の日程で主催
した独島訪問イベントだ。テコンドー関係者も独島を愛するキャンペーンに参加しよう
という趣旨で企画された。

 北京から帰国した先月25日に協会からキャンペーンへの参加要請を受けた孫泰珍、
イム・スジョン、車東旻は、五輪の疲れが残っていたが、快く申し出に応じた。

 前日も所属する韓国体育科学大学で軽いトレーニングを続けていたという車東旻は、
「選手村で練習していたとき、テレビで日本が独島領有権を主張しているというニュース
を聞くたびに、一度は必ず独島に行ってみたいと思っていた。ちょうど協会主催で独島
を訪問する機会が与えられて非常にうれしい。独島に太極旗(韓国の国旗)を
なびかせたい」と述べ、今回のキャンペーンに臨む覚悟を語った。

 孫泰珍も「独島は明らかに韓国の領土なのに、日本が自分の領土だと主張する
たびに悔しい思いを感じていた。独島を愛する運動に微力だが参加したい」と力強く
語った。イム・スジョンも「いい思い出になると思う。独島が韓国領であることを内外に
伝えるのに貢献したい」と述べた。

 歴代の五輪金メダリストやテコンドー協会に所属する師範、16の市や道の選手代表
ら100人以上の関係者が参加する独島訪問団は、浦項で1泊してから2日に鬱陵島へ
向かう。鬱陵島では独島博物館で独島関連の記念切手授与式に参加し、翌3日に
独島を訪問、独島を愛する声明を朗読して当日夜ソウルに戻る予定だ。
http://www.chosunonline.com/article/20080902000022