小日本人は洋食をアレンジして食べるくせに和食を外人にアレンジされたらキレ出すキチガイ民族

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1 アスリート(東京都)

 世界の主要国では10年来のすし人気が続き、ブームに乗って生魚の扱いに関する知識が
十分でないまま出店するケースも都市によっては目立っている。しっかりとした知識と技量を
身につけた職人の育成と海外への派遣は、すし業界にとって急務である。福江代表は
「女性受講生がリスボンで日本料理店を始め、同種店のリーダー的存在になっている例も
ある。啓蒙(けいもう)できる人を世界に送り出せていると感じる」と話す。

 こうした努力の一方で、国際化は、すしの「進化」ともいうべき新たな動きも生み出している。

 台湾では手巻きずしの酢めしの代わりに、千切りキャベツを使う店がある。香港では
デザート用にチョコレートが入った手巻きずしが登場し、別の店の日本人職人が「同じものを
出してほしい」と頼まれた…。特定非営利活動法人・日本食レストラン海外普及推進機構(JRO)の
各地の支部から寄せられる報告は、この点で非常に興味深い。

 JROの多賀谷保治事業部長は「日本でもたらこスパゲティなど外国料理をアレンジして取り
込んできた歴史がある。良いか悪いかは別として、その味が認められていることは確か」と語り、
こうした珍現象にも一定の理解を示す。福江代表も「エビフライを乗せたすしなんてかつては
冗談としか思えなかったが、いまや日本の回転ずし店がアイデアを逆輸入しているのが現状」という。

 海外には日本人職人を大きく上回る数のすしレストランがあり、外国人のみで経営、調理する
店も多い。農林水産省の推計では、日本食レストランは2年前の11月現在で北米1万店、
欧州2000店、ロシア500店。福江代表は「最先端のすし文化の発信源は日本からロサンゼルス
に移ってきている」と指摘する。

 日本の食文化を伝えるとともに、その食文化が異なる環境に遭遇して生まれる新たな変化を
積極的に取り入れていくことも、国際化が生み出した新たな課題だろう。

http://sankei.jp.msn.com/life/trend/080902/trd0809020309001-n1.htm