大分県教委の管理職昇任試験にからむ汚職事件で、県教委は1日、
商品券を元県教委参事、江藤勝由被告(52)=収賄罪で起訴、懲戒免職=に贈り、
起訴猶予となった佐伯市立小学校の宮川聖子校長(53)を、停職4カ月の懲戒処分と、
教頭へ降格させる分限処分にした。
県教委によると、宮川元校長は3月23日ごろ、江藤被告の自宅を訪れ、
昇任祝いの趣旨で商品券10万円分を渡した。宮川元校長は、江藤被告にそれぞれ50万円分の商品券を
渡したとして在宅起訴された元小学校教頭2人=いずれも懲戒免職=とともに
書類送検されたが、「金額が少なく、悪質性が少ない」と起訴猶予になった。
宮川元校長は、同じ学校で教頭として勤めることになり、県教委は同日、
後任の校長の人事(2日付)も決めた。
始業式だった1日、宮川元校長は年休を取り、姿を見せなかった。
ソース
http://mainichi.jp/life/edu/news/20080902k0000m040102000c.html