小日本人も感動、明成皇后の生家で公演 記念館には、小日本からの謝罪文も掲げられる

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1 マーモット(東京都)

 夏休みで韓国に来た日本の女子大生、インド・サトミさん(22)は28日、
京畿道驪州郡驪州邑ヌンヒョン里にある明成皇后(日本での呼称:閔妃)
=1851‐95=の生家で涙した。明成皇后の「生家聖域化作業」を記念する
イベント「明成皇后の息吹を訪ねて」で、女優イ・テウォンがミュージカル
『明成皇后』の挿入歌『暗い夜を照らしておくれ』を歌った時だ。「なぜ
このように朝は遅く開けるのか(中略)誰かわたしに光をおくれ/暗い
夜を照らしておくれ…」。

 生家の裏にあるクヌギ林では、夏の終わりにセミが鳴いていた。
感想を聞くと、サトミさんは「明成皇后について全く知らなかった。
韓国と日本、両国の歴史について、もっと深く勉強しなければ。王子が
明成皇后の胸に抱かれるシーンでは、不吉な予感のためか、悲しく
なり、涙が出た」と語った。

 記念館には、日本の「明成皇后を考える集まり」から届いた謝罪文も
展示されていた。『明成皇后』の演出を手掛けるユン・ホジン氏は
「ミュージカル『明星皇后』はテレビの大河ドラマや生家復元などへと
つながり、歴史を正しく伝える役割を果たしてきた。生家で明成皇后に
ついて深く考える時間になった」と語った。また、日本人参加者のミヤモト・
ヨシミさん(27)は、「昨年公演会場で見た『明成皇后』は、ただ“スケールが
大きいミュージカル”だという印象を受けたが、今日生家で見た『明成皇后』
は小さいけれども感動的な公演だった」と語った。

http://www.chosunonline.com/article/20080830000041