小日本政府が防衛白書に「韓国が竹島を不法占拠」と妄言を書き込む可能性

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1 マーモット(東京都)

日本政府が来月5日に発表する防衛白書に「韓国が独島を不法占拠している」といったような表現を
盛り込むと伝えられ、大きな波紋が予想される。

28日に外交消息筋が明らかにしたところによると、日本の林芳正・防衛大臣は来月5日、日本をめぐる
安保情勢と自衛隊組職改編などに関する見解と方針を記述した2008年版防衛白書を発表し、閣議で
承認を受ける予定だ。
防衛省は今年度の防衛白書で、独島が日本固有の領土だという主張をより確固たるものにするため、
従来よりも強化された表現を盛り込む方針を決めた模様だ。白書の原案は既に作成され、主要閣僚が
回覧していると伝えられる。

外交消息筋は、「独島に関する記述の表現レベルについて、日本の閣僚たちの間でも見解が食い違っ
ており激論が起きている。しかし防衛省は、北海道北方4島と同様に独島も『韓国が不法占拠している』
という表現を含めることで意見を集約したものと理解している」と語った。

この消息筋は、「ロシアが北方4島を不法占拠しており、それと同じ立場で韓国が独島を不法占拠して
いるという点を強調するものだ」と説明した。このような独島関連記述が実際に閣議に提出される最終
案に含まれれば、韓国が一層反発し、それに伴って「独島は日本固有の領土だ」との主張を一層広める
ことができるというわけだ。

日本は2005年度版の防衛白書から「日本固有の領土である北方領土と独島の領土問題が、いまだ
未解決のまま残っている」と記述している。
この消息筋は、「例年、防衛省の作成した原案は閣議に提出される最終案とほとんど同じだ。独島に
関する記述は原案どおりになるだろう」との見通しを示した。

外交専門家らは、日本の防衛白書に「韓国が独島を不法占拠している」との表現が盛り込まれた場合、
教科書記述とは比較にならないほどの甚大な波紋を呼ぶであろうとの見込みを示している。
防衛白書は、アメリカ、ヨーロッパ、中国、ロシアなど主要国家に配布されるなど、事実上外交文書の
役割をしている。防衛白書の独島表記のレベル次第では、韓日両国間にふたたび一触即発の対立が
起きる可能性もある。
http://www.segye.com/Articles/NEWS/INTERNATIONAL/Article.asp?aid=20080828002845